カニンガム・コルベットは1960年のル・マンに参戦し初めてのエントリーなのにGT(4000-5000)クラスで優勝した伝説のレーシングカーです。カニンガム・レーシングチームはアメリカ人がアメリカ車で優勝を遂げたいとの目標から10年目に3台のコルベットで挑み24時間の過酷なレースで2台はリタイヤしたけど3号車はトラブルに見舞われながらも強い信念で戦い抜いて悲願のクラス優勝を果たしました。このクルマは少ない資料からモデルイヤーにカラーリング、ル・マン仕様に装備されるパーツや並列に変更された細かなワイパーまで徹底的なリサーチで忠実に再現されてますが、なんと個人オーナーが数年に及び情熱を込めて制作したワンオフモデルなんです。それに乗りやすさも考慮しフロントブレーキはディスク化でパワーアシストのステアリングとブレーキ仕様。ここまで忠実に再現されて乗れるカニンガム・コルベットは世界でもこれだけかもしれないですね✨